2023
10.03
10.03
高校1年生のボーイ
世界1を目指すチームにも、
地区予選一勝を目指すチームにも、
レギュラーがいて、
試合に出ることができない選手もいます。
そこもまた、
子供ながらに深い深い環境だなぁと思って、
見ています。
で、
とある高校チームに、
小さな小さな選手がいます。
きっと、
今は、レギュラーとして試合には出れない。
でも、
彼はとても頑張ります。
なんなら、
僕たち大人以上に。
ある日、
レギュラーで試合に出る同級生の選手が父親に言いました。
「あいつはすごい。誰よりも練習して、人の練習に付き合って、その後に自分の練習も毎日してる。
あいつは、絶対に這い上がってくるやつだ」
父親から「お前も負けんと真似して頑張れ」と言われても、
「あれは俺にはできない。本当にすごい。」
と、答える高校1年生のボーイ。
そんな場面、
そんな言葉がある。
恥ずかしげもなく心からそんなことを言える高校1年生のボーイがいる。
そのやりとりを聞いた小さな選手の家族が、
自分の子を誇りに思うと言う。
そして、
そんなメールをいただいた数分後に、
自分本位の大人達の理不尽と立ち向かう。
このギャップもまた、
何かしらの力の源泉なわけだ。