2024
04.26

ちょっとの問い

FREE

子供の頃、

おじさん達が、

ブラウン管の中のプロ野球を見て、

好き放題言っていました。

僕は、

子供ながらに、

おじさん達の言葉に違和感を持っていました。

今思うと、

おじさん達が捉えて言葉にする内容のクオリティではなく、

分かろうとしない、

努力しようとしない、

思ったままを言葉にしている、

その、知の使い方に漂うムードに、

違和感を感じていたのだろうと思います。

あれから30年。

たいして変わらんね!

もしかして、

僕も、あの時のおじさんたちと、

同じおじさん!

でもね、

ほんの少しかもしれないけれど、

あの時のおじさん達より、

ほんの少しかもしれないけれど、

俺の方がイケてるぜ!と、

断言できるのは、

僕は、

自身のあれこれに、

問いをぶつけることができる。

だから、

堂々と言える。

投手も打者も監督も、

みんな色々考えて、

自分と向き合って、

自分のダメなところを叩かれて叩かれて、

そこでまた鍛えられてなんとかかんとか、

また来年も頑張る。

支える人たちも同様に、

自身と向き合い、

勉強して、

自分のいたらぬところを指摘されまくって、

それを受け入れて、

頑張っている。

だから、

居酒屋のテレビで、

スマホやパソコンのブラウザでつまみに見ているおじさん達も、

ほんの少し、

自分に問いをぶつけてみようぜ。